ずいぶんとブランク空きましたが・・・
さて、H24/問3の設問2の題意を考えてみようと思います。
◆といいながら・・・まずはプロローグ
それにしても、一介のまだ合格もしていない輩が、題意なんか考えられるのか?ってふと自分でも
思ったりしますが、この題意を考える、いわゆる出題者の気持ち(感情移入までできたら凄い?)に
なってさえすれば、的を外れた解答をしないですむのでは?と思ったからです。
というのも、解答は、字数が決まっているだけでなく、その中に問題の意図している内容を簡潔に
記述して答えないといけないという、問題解けたらいいんじゃ?っていう僕のような人には、けっこう
ハードルが高いなぁと、高度情報処理の午後の試験、恐らく全般で言えるのではと思われます。
たとえば、尾ひれをつけて説明を分かりやすくする部分と、尾ひれつけなくても別に分かる記述に
分かれるのではと思いますが、心の優しい僕(笑)は、わりと尾ひれをつけて説明をしてしまい、
却って、本題は何なのか?結果的に何を言いたいのか?などが応えていても、相手には届かない
状態となってしまっているためです。
こういう人は、逆に、簡潔で(僕的には)味気のない面白味のない文章と感じてしまい、あぁ~、
なんてつまらないんだろう。って思うことしばしば・・・
でも考え方を変えると、え?そんな簡単な言い方でいいのかぁ。的な回答がなんと多い事か・・・
で、思ったのは、要は、この簡単と思えるような回答の仕方をマスターできないか?という事です。
そこで、まずは題意を考えるという事と、その題意に沿った回答内容だけを記述する。という事ではないかと考えました。
◆で、今回設問2について・・・
まずそれぞれ(1)~(3)までの何を問うているか書き出してみると、
(1) 利点を●●●●●以外の観点から述べる。
(2) 作業内容を述べる
(3) テスト要件として適切な内容を述べる
でした。
◆(1)
(1)のポイントは、利点、良いところ。ですが、1つの利点は既出ですので、もう一つ他にあると
いう事を教えてくれ、なおかつ、ここに題意が潜んでいるような気がしました。
(あくまでも)個人的ですが、もしかしたら、ファイルを本番移行する際に気を付ける点を知っていないとだめでしょう。という気持ちから。1つは時間を短縮して早く正確に移行元から全ての件数を移動させる事。というのはすぐに思いつくかもしれないが、あともうひとつ移行の前後でファイルメンテを同じように実施、現行でファイル追加されれば、同じデータを移行元のデータでも追加しておく必要がある。という
のは一見、面倒だなぁとは思うが、移行本番で移行をやらなくても良いなどにあたっては、なぜ前もって移動させるとメンテの同期が大変なのに実施したかの理由でもあると考えられる。
で、文章では、時間ともう一つ、移行が失敗した時のための切戻しのリスク対策という点に着目して欲しいと言わんばかりに、リスクが最小限になるように。と、部長から言われ、リスクを洗い出し、考えられる事は、移行なのだから、行きと帰りがあるという事で、行きは、もちろん、正常な方向でタイムリミット1時間しかなく間に合わないという課題、そして帰りは、失敗してデータを元に戻す事が必要な場合は速やかに実施するという意味の切戻し対策となります。
で、この切り戻しを成功させる究極は、何もしなくても同期取れているという状態。なんだと思われます。
そんな魔法のような事を実現させるためには、移行前後で常に同じ状態であれば、戻す必要はないと
いう事という、時間短縮だけでない利点という事で、まぁなんてグッドアイデアなんでしょう。
それはともかく、それが解答であったという事ですので、前述のように簡潔に回答となります。
唯一尾ひれをつけるとしたら、もう一つの利点は切戻す必要がないという事を模範解答のように書くのだけれど、これを見て、やはりこういう書き方を体で覚えるしかないのかなとも思いました。
身体で覚えるってどうすんの?という事については、これらの問題を解きながら考察できればと思います。
◆(2)
見直すと、さらに移行時間を短縮できる作業があり、それは何か?という事ですが、ここに題意がある
という事です。
逆に考えると、見直していない良くない箇所がありますよ。気づいてね。となります。
で、その見直していないのがITSMとして重要な点ですから、気づくのは当たり前ですよね。って感じで
出題していたとしたら。。。って考えてみますと、ここに書かれている移行計画がダメなんだという観点で読み進める事にします。
あと、見直せば移行時に”時間短縮”できるファイルがある。という風に解釈できたら、解答まではあと一歩だったようです。
あとは、身体で覚える簡潔な回答に慣れる・・・ですね。
で、今回の具体的に記述の部分は、ファイルを事前に移行だけでなく、事前に移行できるのは過去データで直接影響がないため、(具体的に)過去のファイルを事前に移行という意味をストレートに書いて欲しいのだと気付かされると同時に、このような移行案件は事前に移行できるファイルなどを洗い出し、できるだけいっきに移行でなく段階的移行が望ましいようである。
◆(3)
テスト要件として適切な内容。ですが、テスト要件が不十分な点を敢えて適切な内容に変えて述べさせるところが引っ掛け?なのかも。
一度悪い、不十分な点は何かを考えさせてからじゃあ正しくはどうであるべきだったのかと考えさせる問題なのかと思いました。
そのため悪かったのと正しいのと2種類考えなければいけない点がポイントですね。
一度悪い、不十分な点は何かを考えさせてからじゃあ正しくはどうであるべきだったのかと考えさせる問題なのかと思いました。
そのため悪かったのと正しいのと2種類考えなければいけない点がポイントですね。
テストの要件をITSMの立場でどこまで把握しなければいけなく、そしてそれが正しい考え方なのかという事などを判断できるか?といった感じでしょうか?
まず不十分な点は、そもそもテスト要件は何があり、正しくなかった理由は何かという事まで把握している理由があるのではと思います。
使ったテストデータは構築当初の考えで負荷テストしたという事です。
1、ただ、そのころとは規模が違うという事、
2、移行する時間帯がよりによってもっとも負荷がかかる時間帯だという事。
などが負荷テストとして不適切であったと思われます。
そのため逆に適切な内容は、本番環境のこの負荷の高い時間帯で、1時間以内に移行できる事。これこそが今回一番守らなければいけない制約条件であるという事です。
さぁいよいよ設問3ですが、
問題は、このテスト設計品質が悪かったためにおこる障害をどれだけ把握できるかという観点のようですは、それは次回。
1、ただ、そのころとは規模が違うという事、
2、移行する時間帯がよりによってもっとも負荷がかかる時間帯だという事。
などが負荷テストとして不適切であったと思われます。
そのため逆に適切な内容は、本番環境のこの負荷の高い時間帯で、1時間以内に移行できる事。これこそが今回一番守らなければいけない制約条件であるという事です。
さぁいよいよ設問3ですが、
問題は、このテスト設計品質が悪かったためにおこる障害をどれだけ把握できるかという観点のようですは、それは次回。
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