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2014年6月26日木曜日

僕流・高度情報処理試験・勉強日誌~ITSM(題意考察編5)!! H24/問1(全体)を振り返って・・・

問題回答編 H24・問1より、題意考察編のまとめをしようと思います。 
■H24・問1(全体)
テーマについては、サービスレベル管理についてとなっています。
このサービスレベル管理(SLM)とは、問題の中では管理という言葉はなかったように
思います。
という事は、この文全体でその管理を言い表しているのだなと思いました。
とにかく、この問題のキーワードはなんといってもサービスレベル目標でした。
で、この目標を遵守するために、目標を業者を選定するための決定指針としたり、
システム使用時のユーザ標準としてレスポンスの3秒ルールを目標としたりです。

■問題アプローチ・序論
問題全体でアプローチした感触は、本当に文全体をはじめから読まなくても
問題を解答する事はできなくはないのでは?と奥歯にものの挟まった回りくどい言い方
ですが、要するに、最初からバカ正直(失礼!)に読んだら時間勿体ないって思いました。
例えばです。
設問1の場合、表1の項番2の中だけで、十分解答できました。
でも普通、設問1を最初から読まずに冒頭から、え~とZ社は、スポーツ用品製造する中堅企業なのか・・・で、商品は全国の小売品で販売。。。。と。
あと、担当は営業管理部なのか・・・で、システムはWシステムといって・・・・M部長からU氏が任命された・・・と。
などとまぁ今書いたのは問題解くためには全くと言っていいほど関係のない情報でした。
つまり、です。
これらどうでも良い情報を時間かけて読んでいる間に設問1の計算問題の解く時間がどんどん削られているという現実は、そう考えると、どれだけ恐ろしいかという事が分かって頂けるかと思います。
という事で、多少の博打感はまぁあるかもしれませんが、少なくても設問から先に読んでいく方が解答に考える時間が増えるのではないかと思いました。

■問題アプローチ・本論
今回、本ブログ?もしくは最初の問題回答編のブログで書いたかと思いますが、問題アプローチしている時の最短最速なフットワークとはどうあるべきかという研究です。
今回の場合、、、まぁ既に回答している手前結果論というわけですが、
この方法でもし本番でアプローチできたら凄いし、恐らくそれが最短最速なのではと思います。
設問1から、
①いきなり設問1だけ読む。
表1の項番稼働率のサービスレベル目標の中の文章だけを読む。
②だけの情報で問題は解けそうと瞬時に判断
④②の情報で計算問題として稼働率を算出
四捨五入の規約に注意して解答。
設問2(1)へ
①設問2(1)だけ読む
②キーワード:A社の標準サービスを書いている表2が目につく
③表2の項番と表1の項番の並びが同じと気づき比較しようと考える
実はここから、文章を読まないと引っ掛けがある。
引っ掛けその1表1と表2の項番の項目が異なっているが結果的に同じ
→表1だがレスポンス許容時間3秒とそれを過ぎたら2時間以内改善という
2大目標があるのだが、表2の項番1は、後の2時間以内の性能改善の事
を指し、それがリソース追加の所要時間だと気づく必要がある。
つまり、応答性能改善CPU、メモリ及びディスク容量を追加リソース追加
に結びつくという事であるが、この話は該当チャプター「クラウド事業者の選定」
にて書かれているため、文を読み込む必要があった。
(しかし結果論だが、項番1の表1と表2が違うからここはスルーでも結果的にまぁ
正答してたと思われる。)
設問2(2)へ
設問2(2)から先に読む
②A社ではなくB社のみ特化して考える必要があるので、表3を見る

③表2のB社の条件だけではとても目標に達しないが、表3を追加したら達成となった事に着目

④表3は2つのオプションであるが、問われているのが項番1のリソース追加の所要時間なので、その事についての目標が解答となる

設問3(1)へ

①障害時に関するサービスレベル目標に対する問題=目標達成できない事で”当たり”をつける。
つまり、サービスレベル目標で、障害関連目標は、以下の2つに絞れる。

以下のどっちかを言ってるだろうと想定される”当たり”
・プラットフォームの復旧時間
・障害発生時の連絡時間

②下線イを読み、確認作業を1時間以内に改善とあるのを見て、たとえば、連絡時間であった場合は、見地から30分以内とあり、この話は、検知から30分後にサービス利用者に連絡された後、復旧する方針で実施する復旧時間の制約条件5h以内というところが関係だとほぼ推定。

③問われているのは問題の内容を解答する事であり、そのサービスレベルが、5h以内に復旧で、そのうち1時間30分は確認であった場合、作業時間は残り最大3時間30分しかない
ところが、今回採用されたB社の標準サービスは、表2より復旧時間は4時間以内となっているので、作業時間が3時間30分を越える事も十分に想定され、越えた時が問題であるという事だと気づく。

④③の内容を簡潔に50字以内で解答。

設問3(2)へ

Web画面の応答性能という事で、表1より、応答時間は3秒以内という点に着目。

初期提供期間というキーワードで、下線イより後の文章から読んでみて以下がヒット。

期間は2か月間

期間中は利用者数に見合ったリソースで運用開始方針・・・・(A)

アンケート方式による顧客満足度調査実施 ⇒ これは(3)なのでこれ以前の2つが関係。

③②の文章で、リソースというキーワードが他で使われているのに気付く

・本格サービスの利用者に見合ったリソースを追加する計画・・・・(B)

④②の(A)、③の(B)より、リソース(データ容量)は、以下の計画で考えており、それを気にしている、つまり、確認すべき事項と考えているのではないかと想定。

初期は利用者数程度のデータ数⇒<OKなら>⇒本格サービスの利用者数相当データ追加

⑤④を問われている確認すべきことという内容で解答。

設問3(3)へ

顧客満足度アンケートで質問というキーワードでサービスレベル目標が関係するのは、何であろうかという観点で、この解答には、これ以上の文章を読むところはない。

②つまり、関係するのはシステムを使った時のレスポンス(3秒ルール)と気づき、解答は、表1のサービスレベル項目に書かれている言葉と、●●●●満足度。という風に記述。

とまぁ、問1の最短のアプローチはこんな感じではないかと思われます。

それで気づかされるのは、結構本文を読んでいないキーワード抜き出しただけでも十分解答で着そうであり、しかも時間短縮されて見直しの余裕や少し分も読んでみる時間もできるので、上記のようなフットワークを磨きたいと思いました。

というわけで、
次回は、やはり、僕なりの勝手な出題者の題意の考察をやってみようと思います。

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