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2014年6月28日土曜日

僕流・高度情報処理試験・勉強日誌~ITSM(題意考察編6)!! H24/問1・設問1を振り返って・・・

という事で、設問1の題意を考えてみます。

■題意
まず設問1ですが、稼働率がキーワードで、表1だけ見れば、
まったく中の文章を読まずに解答できたりします。

まぁそれはともかく題意は出題者の考えという事なので、
まさか、中の文章読まなくても稼働率は表1だけで解けますよ~
って事ではないと思いたいです(苦笑)

まず、出題者が言いたかったこと、思いがこの設問の文章でどこまで
伝わるかはありますが、少なくても僕が感じた所感という事となります。

そういう観点で文章を読むと・・・

Wサービスのサービスレベル目標を達成するために・・・という個所が気になりました。
この表現は、そこかしこで達成するため。とか達成できないとか、目標の達成度に対し
ちょっとしつこい?(すんません)くらい書かれているように思えます。

つまり、もしかしてこの、サービスレベル目標の達成が言いたかった事なんじゃないかなぁと思うわけです。

■設問1としての題意
それではそのあたりを注視して再度設問を見ます。
サービスレベル目標のポイントは、稼働率ですね。
ここで、サービスレベル目標達成するために必要な稼働率を求めるのですが、テスト問題という枠ではなく、実際の現場で、サービスレベル目標を策定することになったとした場合、当然、お客様には、うちのシステムの稼働率は、xx%であります。と言い切れないとサービスマネージャとは呼べないですからそれくらいはもちろん堪えられますよね?的な意味なんじゃないかって思いました。

■そもそも稼働率って・・
題意はまぁそんな感じとして、ここで、そもそも稼働率っていうのをサービスレベル目標にする意味、意義は何なのかって事をお分かりの人もいらっしゃるでしょうが、僕の勉強のために記録です。

それには稼働率を求めるための情報は何かという事からわかりそうかなと思い、表1を見ます。

そこには、基本1年(24時間365日)稼動、といっても計画停止は毎月第3日曜日の23時から、翌8時までとする。それだけでなくサービス停止というのもあって、それは50時間以内。

とまぁこういう情報となり、ここから稼働率が求められるというわけです。

これは一体どういう事を言いたいのかという事になりますが、システムは1年間休まずに動いているかというと実はそうでなく停まってるときもあるので、稼働している割合は100%ではないです。という指針を示しているという事なのかなと思われます。

稼働率が高いとか低いとか言われるときの考え方となり、基準がないため、サービスレベル目標という中で、お客様と決め事をする必要があるという事ですね。

そもそもサービスレベル目標の決め事はお客様が当然合意の上での決め事であり、合意=Agreeという事で、サービスレベルアグリーメント、通称SLAと呼ばれる決め事が重要となるのだなと理解しました。

■要するに
で、これは、いつも(毎年)守れるかという事で、このシステムに対する保守がちゃんとできたという評価にもつながるのだろうなという事です。
例えば、機械が壊れやすくて、システムが頻繁に停まってしまってしまうようでは、稼働率が悪いという事にもなるし、そうならないためにも復旧時間が重要となるのだと思われますが、この復旧時間は後の問題でも結構出てきますので、ココではあえて触れません。
で、稼働率を守るためには、システムを目標時間内で停めない事っていうのが大前提となるのです。

で、上記の場合、ちょっと思ったのは、サービス停止の時間が”以内”です。というのは曖昧です。
もしかしたら、これは停止時間が、1年間で最高50h+計画停止108h(9時間×12時間)の、
計158hの中でだったらまぁ目標達成という事なので、機械(サーバ機器とか)壊れても時間のバッファがあってサービス停止は曖昧なので今回やらない事にすれば50時間以内に復旧すればいいんじゃないかなって思ったりもしました。

そういう意味で、”以内”というのは結構、サービスエンジニアにとっての余裕にもなるのかもしれないなと問題には全く関係ないですが思ったりしました。

■最後に
題意というのを考えながら感じたのは、問題を解いて頂きさえすれば何でもOKっていう観点でなく、
もっと言えば、合格、不合格関係なく大切な意味合いを知って欲しいという思いは隠されているのかもしれないなと思いました。ただ、限られた時間内ではそこまで考えてたらアウト~なので、振り返って考えるとそういった発見があるのかなぁって思ったりしました。

そういう意味でも、心得帖にばっちり記録しておこうと思いました。

という事で、設問1はまぁこの辺で。

次回は設問2ですかねぇ。

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