今回から高度情報試験の最後の砦と言われるPM2について、色々と
僕なりの研修や考察を行ってみようと思います。
◆PM2という砦を知る
まず、制限時間120分
そして、質問書と言われるテンプレートを記述。
で、問題はH25年昨年からは2問から1問選択
つまりまずここで第一の関門が待っています。
割と軽く対策本で説明されているこの朱筆で書いたテンプレート
の記述は結構、相当、いや、かなり重要という点を自覚すべきです(少なくても僕は)。
というのも、このテンプレートは、PM2の時間中のどこでもよいが、
それでもここに記述するのを忘れたら完全にアウトという代物で、
この試験時間に少しでもここの内容について考えてしまってたら、
もう既に、不合格よりに傾いていると考えるべきです。
つまり!このテンプレートで費やす時間は無駄と考え、各質問に何も考えずにひたすら
機械的に書き、次の2セレ方式に移る時間を早くにすべきという事です。
とはいっても、適当ではダメなのです。
というのも採点者はこのテンプレートに沿って論じた内容を評価するからです。
(といっても実際にどうか知りませんが一般的な対策本に書かれていますので
恐らく多分そうなんでしょう)
では、このテンプレートの内容ですが、ざっと以下の通りです。
①サービスの名称 30字以内で簡潔に!
サービスが対象とする企業・機関
②企業・機関などの種類・業種
③企業・機関などの規模
④対象業務の領域
システムの構成
⑤システムの形態と規模
⑥ネットワークの範囲
ITサービスの規模・形態
⑦ITサービスの利用者
⑧ITサービスの利用者数
⑨ITサービス提供に携わる要員数
ITサービスマネジメントにおけるあなたの立場
⑩あなたが所属する企業・期間など
⑪あなたの担当業務
⑫あなたの所属する部門またはチームの名称
⑬あなたの役割
⑭部門またはチームの構成人数
⑮あなたの担当機関
ここで、超重要なのは、上記で書かれた内容に沿って、
次のステップで選択する問題で論じた内容を評価するという恐ろしい事実です。
例えば、上記テンプレート⑬で当然どう考えてもITサービスマネージャと書いてる
のに、論じた内容はマネージャから指示されて動いている人になってしまっていた
りしたら、もう完全にアウトってわけです。
そう、2問からの1問選択、2セレ方式を最初に適用!です。
◆制限字数に慣れ、そして攻略する方法を練る
まず、PM2、午後の第二試験は、PM1:第一試験を突破した人しか採点されないという
なんとも非情な(少なくてもPM1ダメでも一生懸命PM2論文書いた人にとってはそう思う)
決断を下されるという事実を知るべきです。
なんでこういう話を書くかというと、まずPM2での制限字数を越えて手で自書という、
当たり前であるが、これがまぁなんとも大変な作業だと実感するはずです。
しかもここまでしんどい目をしてもまるで採点されないなどもうなんか無駄な時間を
全身全霊使い切っている自分に情けなくなる
最初で一発合格する人はこういう気持ちはわからないのかもしれませんが、大半の人は、
この論文の制限字数に悩まされ苦しまされ、そしてようやくその字数に達した時の時間の
想定外の浪費を思い知らされ、気がつくと、心なしか腕がしびれてなんとなく手がだるく感じ
そうしているうちに周りの人のカン、カン、カン!という紙に書かれている音が、気になって
きた場合、もしかしたら、もう論文を書く作業から逃げ出したくなっているのかもしれません。
僕の場合、最初は無謀にも軽く対策本読んだだけで、特に訓練もせず、何の準備もなく、
結果、ほとんどこの制限字数に達する事が出来ずに自爆して大敗を喫していました。
しかも字数に達していない原因は、途中で書いていたプロットを消したりしているうちに・・・
というケースであるという事も視野に入れ、当然この字数制限という砦対策を考えるべき
と思います。
◆よくあるPM2対策本に書かれているセオリーを知る
これはどの対策本にも書かれている、
①問題文からプロット(骨子)、章立てをし、段落(チャプター)、見出し分けを行う!
というものです。
例えば、問題で、超有名なパターンである設問アの場合、
設問ア あなたが携わった A と、Bについて800字以内で述べよ。
というパターンが決まっているようです
設問アというのは、この問題全体が第1章という事で、
ここの『あなたが』を、『わたしが』に変えて、
A を第1章のチャプター1という事で、1-1、
B を第1章のチャプター2という事で、1-2 とした場合、
論文のプロット(骨子)を、以下のように
1、Aと、B
1-1 わたしが携わったA
1-2 B
という風にしてくださいといったような内容で書かれているのが大半です。
まぁそれくらい決まり文句であるのですが、大変なのはこの章で区切った
各チャプタ-内で論文を展開させる必要があるという事です。
で、この1章全体が800字以内という事は、1-1、1-2の2つで800字
以内なので、チャプター1つにつき400字以内という事になります。
つまり、字数だけで言うと
1、
1-1
(400字以内)
1-2
(400字以内)
という事です。
また、設問アで注目すべき点は800字以内、つまり、”以内”です。
この”以内”は、僕が考えるに、どれだけ短く、かつ簡潔にまとめて
論じるかにかかってくるのではと考えます。
なぜなら、設問イ、ウと違い、最大リミットはあっても最小リミットが
無いからです。
②シナリオ作成
これもよく書かれている事で、要は論文構成をしっかりと考えてから
問題用紙に書きましょう。というもののようです。
たしかにそういう事は納得できるのですが、論文構成をどこへ書くのかという
素朴な疑問と、シナリオってどういう風に書くのが良いかという事を気にします。
◆ところで、論文構成プロットってどこに書くの?
最初の疑問、どこへ書くかについては、まぁ紙の余白って事ですが、
実際の答案用紙を見てみると、3頁ある事はH25年の過去問から判明です。
まぁ僕自身は受けたので体験済みですが・・・
これは何が言いたいかというと、この3頁を有効に使って2問のうちの自分が論じていけそうな1問を選んで、先に述べたプロットに沿った構成の概要を簡潔にまとめてメモる必要があると思われます。
最初から1ページ目に何を、2ページ目に何を…という風に考えておけばここの有効な書き方ができてるのではないかと思うのです。などという話は今までどの参考書や対策本に書かれてなかったと思いますが、実際、一見つまらないことかもしれませんが、メモをどこに書くか、余白はどれくらいどの場所にあるかなどを前もって練習しておけば迷わなくてもよいのではと思うのです。
(僕はいつもこういうつまらない事で時間を取ったりしてしまうので特にそう思うのです)
で、どうやって有効活用するか考えてみます。
そこでふと、3頁の余白の3という数字に、問われている問題もア、イ、ウと3問である事に
気がつきます。
しかも、このア、イ、ウという問題の数は昔からずっと変わっていないので、恐らくこの数は固定
ではないかと思われます。
だとしたら、余白の1ページはアの構成を、2ページ目はイ、3ページ目はウという風にメモって行く方法(自称:プロット分割法)が実現できないか考えてみます。
通常、論文は全体の構成を書きだして、それからア、イ、ウ毎で論じていくのですが、
全体の構成も結果的にア、イ、ウの総称という事なので、うまく分割できないか考えてみます。
何か過去の例文でやってみたいので、次回過去問の模範解答でやってみたいと思います。
◆で、今回のポイントのおさらいです。
まずは、試験官が、答案用紙をまだ開けてはいけないという、あの(結構個人的には長く感じられる)沈黙の時間が破られる、『はい、はじめてください』の言葉とともに、すべきことがどれだけ効率よいかで論文2の出だしの時間を稼ぎつつ、冷静な正しい行動ができるか。という事です。
”はじめ”の合図で、真っ先に行う事は、当然ながら、名前や受験番号などを間違わずに書く事です。って当たり前ですけど、最初にこれをやるって考えておくことは重要だと思います。
なので、
1、名前、受験番号などを書く
そして、次ですが、前述のとおり結構重要なポイントである、
2、質問書と言われるテンプレートを記述
ですが、もちろん、この内容も多少言い回しが違っても上記の通りと思われるので、
最初から暗記するくらいのレベルで何も考えずに機械的に書いて行く事が重要かと思われます。
なので、このテンプレートも、次回僕なりに考えてみます。
え?経験があまりないので書けないって???
はい、恐らくそんな人はたくさんいると思われますが、この試験の凄いというか恐ろしいというか、
まぁ経験者にとっては無免許運転できてしまうの?って感じですが、架空の状況を作っておき、自分がどれだけその架空のシステムにITサービスマネージャ(以下ITSM)として携わったかのなりきり度合いが高いならば、十分この試験合格の可能性があるという事になるようです。
ちょっとITSMいう、しかも主役を与えられた役者と思えばよいかも(苦笑)
次回はそういう観点で、やったことないシステムを過去問などでなり切ってみようかと(笑)
え?問題選んでもないのにそんな博打なことして大丈夫かって?
たぶん大丈夫です。だって、どんな問題でもそのシステムを携わったITSMとしての考え方を問題にしているはずなので、その題意に合えば問題ないと思われるからです。
で、次にする事ですが、、、まぁ当然、
3、2セレ方式
で、上記の通り2問からの1問選択です。そして忘れずに選択番号を問題用紙にマークです。
で、この方式の方法ですが、2問とも、”××××××について”と書かれており、
自分ができそうかどうかの判断は、その前の、”××××××”部分のキーワード
を見ながら論じそうかどうかを直観で考えて選ぶ必要があると思われます。
もちろん、直観で選んでしまうので、当たりはずれはないと言えばウソですので、
確実な方法があればよいのでしょうが、今の僕にはこれしか思いつかないので、とりあえず。
で、次は、ようやく
4、プロット分割法
で、設問ア、イ、ウを余白の3頁に分けて効率よく構成を書いて行ければと思います。
今回はこの辺で。
ではまた次回。
はじめに。 ■*こちらは題意考察編となります。■ このブログは我流・勝手気ままな高度情報処理試験における問題に対する題意を考察したり所感などを交えて、よくある解説や体験サイトではなく、面白おかしく?楽しみながら、まるで一緒に勉強してるようなブログになったらいいなと思い、(まぁそうはいっても勝手気ままなゆるい感じですが)開設しました。 なので僕の記録ですがジョーク程度の息抜きとなれば、幸いです。
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2014年8月24日日曜日
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